下肢静脈瘤の血管内レーザー焼灼術および血管内高周波焼灼術の手術当日の流れ

下肢静脈瘤の血管内レーザー焼灼術および血管内高周波焼灼術の手術当日の流れ

1. 来院

受付後、当日の流れや注意点を確認します。

受付

2. 超音波検査とマーキング

超音波検査で血管の状態を確認しながら、治療対象となる血管に印をつけます。

超音波検査しながら血管に印をつけているイメージ

3. 手術室へ入室・点滴ライン確保

手術室に移動し、必要に応じて点滴のラインを確保します。

4. 麻酔とファイバー(カテーテル)の挿入

麻酔を行い、血管内にレーザーファイバー(または高周波カテーテル)を挿入します。

麻酔をして血管内にレーザーファイバーを挿入

5. 超音波で確認しながら周囲へ麻酔(TLA麻酔)

超音波で位置を確認しながら、対象静脈の周囲に麻酔をします。

6. 照射(焼灼)〜手術終了

  • レーザーまたは高周波を照射します(痛みはほとんどありません)。
  • ファイバー(カテーテル)を抜去し、抜去部に絆創膏を貼って手術は終了です。
  • 治療時間は片脚で10分前後です。

7. 回復室へ移動

手術台からご自身で起き上がり、回復室に移動します。

8. 休憩・必要な処置・弾性ストッキング着用

約20分ほど休憩し、必要な処置を受けたうえで弾性ストッキングを着用します。

回復室

9. 次回予約の確認・帰宅

次回の予約を確認して帰宅となります。

監修医師

 監修医師  北青山D.CLINIC院長 
阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴
所属学会