よくあるご質問 下肢静脈瘤について

質問一覧

Q&A

Q静脈瘤が自然に治ることはないですか?

A稀に静脈瘤に血栓ができて血液の逆流が止まり血管が詰まってしまうことがあります。その後血栓が詰まった血管が小さくなるにつれて静脈瘤が小さくなることがあります。ただしほとんどの静脈瘤は自然に治ることはなく徐々に症状が悪化していきます。

Q静脈瘤をそのままにしておくと命を落とすことはありますか?

A絶対ないとは言えませんが極めて稀です。静脈瘤が深部静脈血栓症を誘発することがあり、その際に血栓が肺や脳に飛んで命に関わることはあり得ます。

Q内服薬で静脈瘤を治すことはできませんか?

A残念ながらありません。痛みやこむら返りを抑える薬を用いることはありますが、静脈瘤を根本的に治す薬はありません。

Q弾性ストッキングは有効ですか?

A医療用の弾性ストッキングは静脈瘤の進行を遅らせたり発症を予防することはできますが、静脈瘤を治すことはできません。治療後に補助療法(圧迫療法)としてしばらくの間は着用が必要です。

Qレーザーや高周波治療に年齢制限はありますか?

A年齢制限は基本的にありません。10歳代から90歳代まで治療が可能です。

Q治療の当日はどのくらいの時間を要しますか?

A手術開始1時間くらい前に来院、術後20分ほどで帰宅になります。オリエンテーションなどの時間も含めて在院時間は2-3時間程度になります。

Q再発の心配はないですか?

Aしっかりと処理した部分の再発の可能性は極めて低いです。ただし、長期間で新たな部分に静脈瘤が発生することはあります。その場合も、早めに受診していただくと簡単な処置でケアできます。

Q網目状、くも巣状の浮き出た血管は自然に治ることはないのでしょうか。

A一般的に、一度発生したレッグべインはその大小にかかわらず自然に治ることはありません。時間経過とともに徐々にひどくなり広がっていくことが殆どです。

Q費用と治療時間はどの程度ですか?

A治療費用は、10cm四方あたりで11,000円(税込)、片脚全体を照射した場合は上限11万円(税込)、両脚全体だと上限22万円(税込)となります。 処置する血管の範囲が10cm四方くらいであれば5分程度の施術時間になります。 両脚全体に広がるタイプの場合は1時間~1時間半くらいの施術時間になります。

Q何回くらい治療すれば血管が目立たなくなりますか?

A1回で満足が得られることがありますが、一般的には最低でも3回程度の施術が必要です。 複数回の処置が必要になった場合照射感覚は最低1~2か月になります。

Q先日「伏在静脈瘤のレーザー治療を受けたのですが、このレーザー治療を併用しても大丈夫ですか?

A2~4週間ほどの治療間隔をとっていただければ併用しても問題ありません(むしろ、併用して治療することは良くあります)。

Qこのレーザー治療を受けてはいけない時期はありますか?

A妊娠中、日焼け直後、血栓性血管炎や血栓症の治療中は施術を受けられません。

Q足の血管がボコボコと浮き出てきて気になっています。レッグべインでしょうか。

Aレッグべインは網目状、クモの巣状の赤または青色の静脈瘤ですが、血管がボコボコと浮き出ている場合、「伏在静脈瘤」と呼び、別のレーザー治療が効果的です。当院医師はこの治療においても豊富な治療実績がございますのでお気軽にご相談ください。

Q他の病気ではないか心配です。他の病気の検査もできますか?

A診察の際に、血管エコー検査で、伏在型の静脈瘤や血栓症などが背後に潜んでいないか必ずチェックします。必要があれば他の疾患群の検査をすることもあります。

監修医師

 監修医師  北青山D.CLINIC院長 
阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴
所属学会

下肢静脈瘤関連ページ