認知機能ドック

認知機能ドック

目次

1. 認知機能ドックについて

「物忘れ」という現象は、お年をめされた方に限ったことではありません。原因や程度は様々ですが、若年者から高齢者まで多くの方々が「物忘れ」を自覚します。 そのような時に多くの方が、将来自分は認知症になるのではないか、もしくは既に認知症の気配が出ているのではないか、など不安を感じられるようです。

「物忘れ」の背景には、ちょっとした体調の不具合や日常生活上のストレスが原因となっているものから、体内ホルモンのアンバランスや脳血流の低下、 アルツハイマー病などの病気が隠れている場合まで様々です。 特に高齢化社会の現代においては、認知症に対する問題が様々な場面でクローズアップされて取り上げられており、65歳以上の1割が罹患しているとも言われております。

しかしながら、「物忘れ」に悩む全ての方々に言えることは、その原因を早期に診断し、対処することが重要であるということです。 現代の医療で治癒が難しいといわれるアルツハイマー型認知症であっても、早期に治療を行うことで病状の進行を食い止めたり、遅らせたりすることが可能と言われています。

認知機能ドックのイメージ

▲目次へ戻る

2. 受診プロセス

認知機能ドックのプロセス

  1. 初診時:オリエンテーションと検査(主訴・病歴・既往歴聴取、一般的神経学的診察、うつ病のテスト、採血一式)
  2. 2回目受診時:Cog Healthおよび、臨床的痴呆尺度の検査
  3. 3回目受診時:総合判定と今後の方針のご説明(必要な場合は、オプションで脳血流SPECTを実施)
  4. 6か月後再診(保険診療):必要と判断した検査を再度実施
  5. 1年後再診(保険診療):必要と判断した検査を再度実施

▲目次へ戻る

3. 検査項目

記憶力・知能テストや心理学的検査による脳機能の評価、MRI・MRAによる脳と脳血管の画像的評価(必要に応じてSPECTによる脳血流評価を追加)、 脳神経外科専門医による診察と血液データ解析による体内ホルモンの状態や認知症の危険因子の評価を行います。 以上の結果に基づき、認知機能低下の原因を診断し、対処していきます。

主な検査

  • 主訴、病歴、既往歴聴取、一般的神経学的診察
  • 長谷川式、Mini mental test、SRQ-D(うつ病のtest)
  • 臨床的痴呆尺度
  • 採血一式(一般的な血算、生化、コレステロール・中性脂肪など、Vit B、Vit E、アポリポプロテイン、TSH、GH、fT3、fT4、cortisol等の下垂体ホルモンなどを含む)
  • MRI・MRA(VSRAD含む)
検査イメージ

検査の補足

  • MRI萎縮度解析(VSRAD):MR画像情報で受診者の脳画像を標準化し、健常者と比較することで、記憶の重要な場所である海馬・海馬傍回の萎縮の度合いを表示し、早期アルツハイマー型認知症の診断を行います。
  • MMSE(Mini Mental State Examination)/HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール):認知症のスクリーニングテストとして広く用いられています。MMSEでは、見当識、記憶、計算・注意力、言語機能、構成能力について検査し、5分〜10分程度で実施できます。
  • HDS-R:日本で開発されたスクリーニングテストで、MMSEと高い相関を示します。最高得点は30点で、20点以下を認知症、21点以上を非認知症と診断します。
  • 臨床的認知症尺度(Clinical dementia rating; CDR):認知症の有無を評価する観察法の代表的なもので、国際的に広く用いられています。評価は5段階で行われ、CDR0.5は最軽度アルツハイマー型認知症(very mild AD)と位置づけられます。

▲目次へ戻る

4. 担当医師

辛 正廣 医師

辛 正廣 医師(脳神経外科)
帝京大学医学部 内科学講座 教授

開業した2000年から継続して脳神経外科領域全般の診療を担当して頂いております。辛先生は、東京大学医学部卒業後、東京警察病院脳神経外科、亀田総合病院脳神経外科、東京都立神経病院脳神経外科、寺岡記念病院脳神経外科などで研鑽をつまれ、東京大学医学部附属病院のガンマナイフ治療責任者に着任された後、フランスアンリモドール病院脳神経外科やフランス政府原子力開発研究所医学部門で診療と研究に当たられました。その後、東京大学医学部附属病院脳神経外科、帝京大学医学部附属病院の脳神経外科、現在では帝京大学医学部の内科学講座の教授として、国内の脳神経外科領域の内視鏡手術をリードする立場におられます。

▲目次へ戻る

5. 費用・オプション

ドック名称 費用(税込) 検査内容
認知機能ドック ¥55,000
+MRI費用 ¥11,000〜
  • 主訴、病歴、既往歴聴取、一般的神経学的診察
  • 長谷川式、Mini mental test、SRQ-D(うつ病のtest)
  • 臨床的痴呆尺度
  • 採血一式(血算、生化、脂質、Vit B、Vit E、アポリポプロテイン、TSH、GH、fT3、fT4、cortisol等)
  • MRI・MRA(VSRAD含む)

オプション

  • 脳血流SPECT(保険診療で行います)
  • 認知症MCI検査:¥37,400(税込)

※認知症MCI検査は血液検査のみで、所要時間は数分程度です。

▲目次へ戻る

6. 実施日とご予約について

実施日 土曜日 15:00〜18:00(祝祭日を除く)
担当医 辛 正廣 医師
>>医師のプロフィールはこちら

認知機能ドックのご予約は、お電話・WEBにて承ります。予約日が確定しましたら、 スマートフォンでご記入いただけるWEB問診票を受付よりご案内しますので、 来院日前日までに送信いただけますとスムーズです。

お電話での予約

電話番号:03-5411-3555
(月〜土 9:30〜18:00 受付)

Webでのオンライン予約

Webでのオンライン予約より、 来院希望日など必要事項をご入力の上、送信してください。折り返しお電話にて、予約日についてご案内いたします。

▲目次へ戻る

7. 提携・紹介先医療機関

当クリニックでは、患者さんを以下のような病院へご紹介しております。 他にご希望の病院があれば、お知らせください。

  • 東京大学医学部附属病院
  • 慶應義塾大学病院
  • 虎の門病院
  • JR東京総合病院
  • 日本赤十字医療センター
  • 三楽病院
  • NTT東日本関東病院
  • 心臓血管研究所附属病院
  • 榊原記念病院
  • がん研有明病院
  • 国立がん研究センター
  • 三井記念病院
  • 帝京大学医学部付属病院
  • 名古屋大学医学部附属病院
  • 日本大学病院
  • 北里大学北里研究所病院

▲目次へ戻る