下肢静脈瘤手術時のご家族の見学、付き添いについてvarixlaser

先日、70歳代の女性が下肢静脈瘤の血管内治療を行いました。
術前のマーキング時にご主人が非常に心配そうに付き添われていたので、手術室に一緒に入って見学してもらうことにしました。

手術は処理する血管長が短く、処理時間も1470nmレーザー機器より短いRFを使用したために、手術はほんの5分くらいで終了しました。患者さんは全く苦痛なく手術を受けられ、付き添われたご主人も非常に喜んでおられました。

患者さんが、英語圏以外から来院された場合などで通訳が必要な際には、通訳の方の手術室への入室は必須になります。

また、他の病院から手術を見学に来られる医師や看護師の方々も入室して見学することはよくあります。

さらに、一般の患者さんの場合もご本人やご家族の方が希望される場合は積極的に手術室に入室してもらっています。

もちろん、衛生面や手術機器などには注意していただかなければなりませんが、ご家族などに同伴してもらうと患者さんは安心されますので、今後も随時手術室への入室および見学は受け入れていきたいと考えています。

入室のご希望については遠慮なくお尋ねください。

監修医師

院長名 阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴

1993年 東京大学医学部医学科 卒
1993年 東京大学医学部附属病院第一外科勤務

虎ノ門病院麻酔科勤務
1994年 三楽病院外科勤務
1997年 東京大学医学部腫瘍外科・血管外科勤務

2000年 北青山Dクリニック開設

所属学会 日本外科学会
日本血管外科学会
日本消化器外科学会
日本脈管学会
日本大腸肛門外科学会
日本抗加齢学会