治療満足度アンケートvarixlaser

Dクリニックでは治療満足度調査を定期的に行うようにしています。

今回レーザー治療を受けられた方々の中から無作為に1000名を抽出して匿名アンケートを実施しました。

ありがたいことに毎日アンケートの返信が届いています。

以前、2007年度、2008年に行った際には、どちらのアンケート調査でも「大変満足」「やや満足」と答えて頂いた方が全体の95%を占めました。

今回も、現時点でほとんどの方から「満足」という回答と喜びの声が届いているのですが、中には「やや不満」「大変不満」という方が数名見られます。匿名アンケートなのですが、治療に不満足と答えられた方については、治療日の記載と年齢性別からカルテリサーチを行って特定作業を行っています。すると治療に不満と答えられた方は治療後1‐2カ月以降受診していない方々ばかりでした。

下肢静脈瘤の症状は単純ではないことが多く、レーザー治療やストリッピング手術の経過が良くても、補助療法を後日追加しないとコントロールできないケースが時々あります。レーザー治療1回で完全に治ればそれに越したことはないのですが、時に硬化療法や外用・内服治療を付加しないと満足のいく結果が得られないことがあります(硬化療法を嫌悪する方が多いのですが、最近では硬化療法の製剤や使用法が改良され、その治療効果が非常に高まっており、最近の硬化療法は術後の補助療法として非常に有益です)。

こちらの説明不足なのかもしれませんが、下肢静脈瘤の術後は最低でも半年から1年程度の経過観察が必要なことを認識されていない方が多いようです。

今後は、経過観察通院が不十分な方々にはこちらからお声掛けをすることも考えています。

監修医師

院長名 阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴

1993年 東京大学医学部医学科 卒
1993年 東京大学医学部附属病院第一外科勤務

虎ノ門病院麻酔科勤務
1994年 三楽病院外科勤務
1997年 東京大学医学部腫瘍外科・血管外科勤務

2000年 北青山Dクリニック開設

所属学会 日本外科学会
日本血管外科学会
日本消化器外科学会
日本脈管学会
日本大腸肛門外科学会
日本抗加齢学会