著書|『尊厳あるがん治療 CDC6 RNAi療法 -遺伝子治療の台頭-』改訂増刷news
【著者よりご挨拶】
この度、2018年1月に上梓した『尊厳あるがん治療』の改訂版をリリースします。
改訂版といっても、以前のものを縦書きにして、副題と新作のYou tube動画のQRコードを付記したに過ぎません。
形式が変わることから初版第1刷として発刊しておりますが、中身は前編と何ら変わっていないのです。
しかし、進化を続ける標準治療の情報は若干古い印象を受けるものの、
遺伝子治療に関する内容は全く陳腐さを感じさせないものとなっています。
というのも、遺伝子治療が臨床現場で活用され認知度が高まってきたのは、つい最近のことだからです。
この度、皆様に遺伝子治療の可能性と限界、そしてその意義を改めてご確認いただき、
がん対策の切り札の一つとして本治療をご活用いただければ幸いです。
<販売店>
一般書店、Amazon、株式会社アークワイズWEB 等で4/28販売開始。
クリニック受付でも購入いただけます。
<紹介>
題名:『尊厳あるがん治療 CDC6 RNAi療法 -遺伝子治療の台頭-』
著者:阿保義久(北青山D.CLINIC 院長)
近年、遺伝子治療は、疾患の根本的治療を目指す革新的アプローチとして大いに期待されています。
本書は、がん治療における遺伝子制御を軸としたCDC6 RNAi療法の臨床的可能性と課題について、
豊富な症例と実践的知見をもとに論じた一冊です。
今回、著者 阿保医師による最新の解説動画のQR掲載を追加し増刷致しました。
スキルス胃がんや進行再発乳がんなど予後不良な症例を対象に、同治療法の実臨床への応用例を紹介。
既存の手術・化学療法・放射線療法を補完する治療としてその意義にも触れています。
加えて「がん治療における尊厳性の保持」という倫理的側面にも言及。
特に終末期医療やQOL維持における遺伝子治療の立ち位置を明確にしています。
主な内容:
遺伝子治療の衝撃:がん治療における遺伝子治療の革新性と可能性について。
なぜ遺伝子治療が必要なのか:従来の治療法との限界と遺伝子治療の必要性。
がん遺伝子治療(CDC6 RNAi療法):治療法のメカニズムと理論的背景。
スキルス胃がん治療例:実際の症例を通じた治療の適用例。
進行乳がん治療例:乳がん患者への治療適用とその結果。
その他の症例:他のがん種への適用事例。
治療の意義・適用・課題:治療法の意義と現実的な適用範囲、課題について。
尊厳あるがん治療:患者の尊厳を重視した治療アプローチ。
おわりに:今後の展望と著者の考え。