症例・治療事例CASE
下肢静脈瘤
【下肢静脈瘤症例(難治例)】60代女性 潰瘍を伴う重症な静脈瘤の治療 19537
2021.08.01
治療前
治療後
ご相談内容 | CEAP分類は、下肢静脈瘤の重症度分類の一つ。CEAP6は最も重症で潰瘍が発生しているレベルです。 難治性の潰瘍を伴う静脈瘤の治療を希望して岐阜県から来院されました。 |
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治療方針 | 潰瘍を伴う重症な静脈瘤と診断され血管内治療の適応と判断されました。 |
治療経過 | 両下肢の静脈瘤の治療(2000nmレーザーを用いた血管内レーザー焼灼術および硬化療法)を初診時に実施しました。 治療内容及び流れについては下記ページをご確認ください。 ・レーザー治療とは ・レーザー治療の流れ ・硬化療法とは |
治療状況 | 治療経過は極めて順調で、術後8か月の状態で潰瘍は消失しました。 術後1年6か月~2年くらいで再度経過観察が必要です。 |
治療期間 | 日帰り治療(1日) |
費用 | 自費レーザー治療(2000nmレーザー)の場合 総額275,000円~385,000円(税込)/片脚。 ※症状によって金額は変動します。 |
治療のリスク | ・術後に一定期間の弾性ストッキングの着用が必要です。 ・麻酔による腫れや赤みは1~2日で消えます。 ・術後の内出血は発生しても1~2週間で消えます。 ・麻酔が取れてくると、打撲の後のような痛みや引き連れる感じが一時的に発生しますが、日常生活に支障をきたすほどではありません。稀に、しびれがしばらく残る方もおられますが、その場合も運動制限はなく、まもなく消失します。 ・重症例の場合は、複数回の治療が必要なケースが多く、症状が完全に回復しない場合があります。 |