再生医療|安全に再生医療を受けていただくためにregenerative-medicine

北青山D.CLINICの取り組み

再生医療は、慢性の痛みや加齢に伴う機能低下などに対して、新しい可能性を持つ医療として注目されています。一方で、「どこで受けても同じ」という医療ではありません。

治療に用いる細胞、培養環境、品質管理、説明体制などによって、安全性や治療経験には違いがあります。

だからこそ、治療内容だけでなく、「どのような考え方で医療を提供している施設なのか」
を知っていただくことも大切だと考えています。


1. 法令の遵守と第三者委員会の審査

当院が提供する自己脂肪由来幹細胞(脂肪由来間葉系幹細胞)を用いた治療は、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療等安全性確保法)」に基づいて行っています。

治療を提供する前に、提供計画について特定認定再生医療等委員会において各専門委員らによる審査を受け、国(厚生労働省/地方厚生局)への届出を行っています。当院では、法律に基づく届出と、第三者委員会による審査を経て治療を提供しています。届出に関する情報は公開されており、ご希望の患者さんには計画番号等をご案内しています。

2. 科学的根拠を、自ら検証する

当院では2019年から、449名 2,212回の施術 553.5人年の治療データを蓄積してきました。そして、「安全性」「慢性疼痛」「動脈硬化」「認知機能」「加齢関連機能低下」など全ての治療提供計画について、統計学的解析を継続しています。これまでに蓄積した投与症例について、安全性に関する解析を行い、その成果を国際学術誌への論文投稿という形で外部の評価を積極的に求める方針です。慢性疼痛などの治療成績についても同様に、データに基づいた検証を進めています。

治療を提供するだけでなく、自ら検証し、必要なら修正し、第三者の評価を受ける。それが医療機関としての責任だと考えています。

3. 細胞の品質管理

再生医療の安全性は、用いる細胞の質に大きく依存します。当院では、自施設内に細胞加工室を完備し、専属の細胞培養加工士が常勤し、細胞の培養工程をしっかりとした品質管理のもとで行う体制を整えています。

また、幹細胞のもととなる脂肪の採取方法にはいくつかの選択肢がありますが、身体への負担と品質の両面から方法を検討し、当院では小切開による脂肪採取を採用しています。採取から加工、投与までの一連の流れを、安全性を最優先に設計しています。

4. 丁寧なインフォームドコンセント

当院では、期待できる効果だけでなく、限界・起こりうるリスク・費用・回数、そして「治療を受けない」という選択肢まで含めて、時間をかけてご説明します。ご不明な点には丁寧にお答えし、その場での即決をお願いすることはありません。納得していただいたうえで皆様が治療に進むことを、何より大切にしています。


患者さんが安心して選ぶために

再生医療を検討される際は、どの医療機関であっても、次の点をご確認いただくことをおすすめします。

  • 再生医療等安全性確保法に基づく届出がなされているか
  • 認定再生医療等委員会の審査を経ているか
  • 効果とリスクの両方が、根拠とともに説明されるか
  • 細胞の品質管理体制がしっかりとしているか
  • 誇大な広告や、効果を保証するような表現になっていないか

当院は、これらすべてに自信を持ってお答えできる体制を整えています。

お気軽にご相談ください

私たちは、再生医療を、「誰にでも勧める医療」だとは考えていません。適応がある方には、できる限り安全に、できる限り科学的根拠に基づいて提供する。適応が乏しい場合には、無理にお勧めしない。それもまた、医療機関としての大切な責任だと考えています。

再生医療を検討されている方が、安心して、納得して、ご自身に合った選択をしていただけるように。私たちは、これからもデータと誠実さを大切に、診療を続けてまいります。

再生医療をご検討中の方、ご自身やご家族の症状に適した選択肢を知りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。皆様方のニーズに応じて、適応の有無も含めて誠実にご説明いたします。