症例・治療事例CASE

再生医療

【再生医療】症例(7)50代男性 加齢による身体機能・パフォーマンス低下、慢性疼痛、認知機能障害

2023.01.19

ご相談内容 2019/4/19 カウンセリング 加齢による身体機能・パフォーマンス低下、慢性疼痛、認知機能障害(物忘れが多い)ので若返りと病気進行の予防を目的に治療を受けたい。
治療方針 2019/5/10 加齢による身体機能・パフォーマンス低下、慢性疼痛の症状に対して再生医療を実施する。
治療経過 ① 2019/5/30 ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞 adipose-derived mesenchymal stem cell: ADMSC )初回投与
総投与数 / 2億3400万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

② 2019/6/28 ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)2回目投与
総投与数 /  1億9500.万個
投与法:経静脈的投与(点滴)
「非常に快調で、よくなっている自覚がある。以前は複数の業務を並行してできなかったが、現在10個くらいの業務を並行して問題なくこなせる。視力も良くなってきた。この治療は非常に良いですね。」とのこと。
半年に1回くらいのペースで継続したい。よりフレッシュな脂肪細胞の方が良ければ時期をみて改めて脂肪採取も検討したいと。

③ 2019/8/13 経過観察および検査
「順調、疲れなくなった。筋トレも増量できている。非常に快調。」

④ 2019/12/28  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)3回目投与
総投与数 /  1億8800.万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑤ 2020/7/10  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)4回目投与
総投与数 /  2億1500万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑥ 2021/1/25  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)5回目投与
総投与数 /  2億1900万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑦ 2021/7/24 ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)6回目投与
総投与数 /  1億9970万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑧ 2121/11/7 
「細胞投与して以降、腰痛が出ない。ただし本日、右肘に疼痛あり、これも改善することを期待している。
2015年にチャンピオンシップで優勝してからプロレーサーは引退していたが、またレーサーとしての再デビューを考えている。ここ最近トレーニングを詰めて行ったところ、左1指の膨張と屈曲、および動作時の激痛がある。レーサーとしてのトレーニングや実践を今後本格的に行いたいので、なんとか疼痛コントロールを図れないか。ステロイドは癖になるので避けたい。」
標準的なばね指の治療法を説明の上、次回再生医療施行時には局所注射も行う予定。

⑨ 2021/12/27  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)7回目投与
総投与数 /  1億5200万個
投与法:経静脈的投与(点滴)・局所注射投与(左1指)

⑩ 2022/7/1 
「左1指の痛みは完全に無くなった。右肘関節内果はたまに痛い。レースも再開しているので、両足関節に相当負荷がかかり、股関節~頸椎の負担が大きく痛みが感じられる。」

⑪ 2022/7/19  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)8回目投与
総投与数 /  1億6200万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑫ 2023/1
「左1指の痛みは消失。右肘の痛みも、筋トレをした時に時々痛む程度でほぼ自制内。海外ファクトリーチームの所属で 2022年の大会で優勝した。」

⑬ 2023/1/24  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)9回目投与の予定。
治療状況 2019年4月加齢による身体機能・パフォーマンス低下、慢性疼痛、認知機能障害の改善・予防として幹細胞治療開始。当初2回の投与で機能改善の自覚があり、視力、腰痛も改善した。その後もパフォーマンスの維持・向上のため、半年に1回ほどの間隔で治療を継続中。2021年にはレーサーとしての再デビューを見据え、本格的なトレーニングを開始。トレーニングによる左1指、右肘等の疼痛が消失。2022年海外ファクトリーチーム所属下、レースでの優勝を果たす。
治療期間 2019年5月~2023年1月(3年9か月)最初の2か月間で2回投与。その後も約半年ごとに8回継続中。
費用 初回の脂肪採取+2回投与 165万円(税込)。
3回目以降投与 1回55万円(税込)
再脂肪採取+投与 82万5千円(税込)
治療のリスク 採血時:穿刺部疼痛、皮下出血、神経障害
・脂肪採取時:疼痛、感染、皮下出血、硬結、色素沈着
・培養時:培養遅延、汚染
・投与時:注射部痛、灼熱感、発熱、悪心、呼吸症状(血栓症)
・治療後:症状回復遅延、治療効果不足
※但し、適切に治療を遂行すれば、重篤な有害事象が生じるリスクは極めて低いと言えます。

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