症例・治療事例CASE

再生医療

【再生医療】40代男性 慢性疼痛(右下肢痛と右下腿~足部麻痺)に対する症例 30802

2021.11.12

治療前

治療前

治療後

治療後
ご相談内容 椎間板ヘルニアに対するレーザー治療時の、椎間板の間に出血が起きたことが原因で右下腿、脚の麻痺右の脚が全く動かなくなってしまった。その後症状が固定されて、1年以上治療したが、全く症状が回復しない。右足首が動かせない。趣味のサーフィンもできない。 車の運転もできない。
診断結果 右下肢にみられる慢性疼痛及び、右下腿~足部・足趾麻痺に対し、再生医療が対象となりました。
治療内容 4月 脂肪組織採取/血清用採血
再生医療の意思を確認し、同日、脂肪採取および血清用採血を実施。即日、院内細胞培養室にて幹細胞分離に着手。分離培養後1か月前後で投与予定となりました。

①5月 ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)投与初回
総投与数 / 1億4400万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

②6月 ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)2回目投与
総投与数 / 1億9625万個
投与法:動脈カテーテル投与
右関節の安定度が増してきた。ぐらぐらだったのが足を踏ん張れるようになった。足関節をほとんど動かせなかったのが、比較的自在に動かせるようになった。脚の症状についてはかなり気持ちが前向きになったとのこと。

③7月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)3回目投与
総投与数:1億6000万個
投与法:経静脈的投与(点滴)
サーフィンを再開した。動かせなかった右足関節の1~4足指が普通に動かせるようになった。5足指のみ動かしにくい。下肢痛も軽減。耳鳴りも毎日だったのが2日に1回に減ってきた。(副次効果)

④8月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)4回目投与
投与総数 / 1億7300万個
投与法:経静脈的投与(点滴)
小指も動かせるようになった。毎日感じていた耳鳴りが更に減っている。「このまま続けていけば完全に治る気がする」と継続投与をご希望されました。

⑤10月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)5回目投与
投与総数 / 1億6400万個
投与法:経静脈的投与(点滴)
右下腿のしびれは若干あるが、改善傾向あり。指も動く。サーフィンもできる。耳鳴りの頻度はさらに減ってきた。ほぼ毎日朝からしていたものが、今は週に1回程度に。

⑥11月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)6回目投与
投与総数 / 1億6800万個
投与法:動脈カテーテル投与

⑦12月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)7回目投与
投与総数 / 1億7400万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑧3月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)8回目投与
投与総数 / 1億7400万個
投与法:経静脈的投与(点滴)および局所注射(右前脛骨筋注)
耳鳴りは更に減ってきた。右前脛部分のしびれが残っており、前脛骨筋の回復が遅れているのが気になる。

⑨4月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)9回目投与
投与総数 / 1億4300万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑩5月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)10回目投与
投与総数 / 1億8700万個
投与法:経静脈的投与(点滴)

⑪6月  ADMSC(自己脂肪由来間葉系幹細胞)11回目投与
投与総数 / 1億5400万個
投与法:経静脈的投与(点滴)
術後の経過や現在の様子 現在は、車の運転も、サーフィンも問題なくできるようになり、副次的効果として耳鳴りも改善されています。劇的な今までの医学的な常識からは考えられないような回復をきたした症例です。
治療期間 14か月間で合計11回の投与
費用 治療総額:約600万円(税別)
治療のリスク ・採血時:穿刺部疼痛、皮下出血、神経障害
・脂肪採取時:疼痛、感染、皮下出血、硬結、色素沈着
・培養時:培養遅延、汚染
・投与時:注射部痛、灼熱感、発熱、悪心、呼吸症状(血栓症)
・治療後:症状回復遅延、治療効果不足
※但し、適切な治療を遂行すれば重篤な有害事象が生じるリスクは
一般的な医療行為に比較して極めて低いと言えます。

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