症例・治療事例CASE
下肢静脈瘤
【下肢静脈瘤症例(難治例)】40代女性 先天的な静脈瘤の治療 21341
2021.08.01
治療前
治療後
ご相談内容 | 難治性の先天性静脈瘤で来院されました。 |
---|---|
治療方針 | 陰部静脈、小伏在静脈、大腿外側の不全穿通枝、下腿複数の不全穿通枝など複数の逆流血管から大量に血液が逆流していました。血管内治療の適応と判断されました。 |
治療経過 | 血管内レーザー治療(2000nmレーザー)後、体表の網目・クモの巣状静脈瘤の治療も希望され、体外照射タイプのレーザー治療も3回実施しました。 治療内容及び流れについては下記ページをご確認ください。 ・レーザー治療とは ・レーザー治療の流れ ・体外照射レーザーとは・治療の流れ |
治療状況 | 初回手術後15か月の時点で、経過は非常に良いとのことで、患者さんは非常に喜ばれました。 治療時間は通常の倍以上必要となりました。 |
治療期間 | 日帰り治療(1日)複数回 |
費用 | 自費レーザー治療(2000nmレーザー)の場合 総額275,000円~385,000円(税込)/片脚。 ※症状によって金額は変動します。 |
治療のリスク | ・術後に一定期間の弾性ストッキングの着用が必要です。 ・麻酔による腫れや赤みは1~2日で消えます。 ・術後の内出血は発生しても1~2週間で消えます。 ・麻酔が取れてくると、打撲の後のような痛みや引き連れる感じが一時的に発生しますが、日常生活に支障をきたすほどではありません。稀に、しびれがしばらく残る方もおられますが、その場合も運動制限はなく、まもなく消失します。 ・重症例の場合は、複数回の治療が必要なケースが多く、症状が完全に回復しない場合があります。 |