サイト更新|再生医療(幹細胞治療)ページをリニューアルしましたregenerative-medicine
北青山D.CLINICは、再生医療(自家脂肪由来間葉系幹細胞治療)に関する情報ページを再構成し、2026年9月25日より順次公開します。これまで1ページにまとめていた内容を、治療の仕組み・実績データ・細胞の品質・投与経路などテーマごとの解説ページに分け、根拠となる数値と出典を確認いただけるようにしました。治療を検討される方、他院と比較検討される方、医療関係者の方に向けた、情報公開の拡充です。
再生医療を選ぶ前に、知っていただきたいこと
再生医療(幹細胞治療)を提供する医療機関は、厚生労働省の集計で第二種再生医療等提供計画2,463件(2026年6月30日現在)まで増えました。一方で、治療の仕組みの説明、細胞の質の基準、実績の示し方は医療機関ごとに異なり、受け手が比較しにくい状況が続いています。
治療を受けるかどうかを決めるのは患者さんご自身です。そのためには、期待できることだけでなく、この治療にできないこと、まだわかっていないことも含めて、判断の材料が揃っている必要があります。今回の再構成では、当院の考え方と数値、そして治療の限界を、テーマごとに整理して公開します。
リニューアルされるページ
「どう説明しているか」ではなく、「何をどこまで確かめられるか」でご判断いただきたいと考えています。当院が公開している情報と、その確認先をまとめました。
| 確かめていただけること | 当院の公開内容 |
|---|---|
| 治療実績と安全性 | 2019年4月から2025年12月までの449名・2,212回・553.5人年の集計を、投与経路別・有害事象の内訳まで表で公開しています。集計をまとめた論文は国際学術誌で第三者の査読を受け、採択・受理されました。 7年間の治療実績データ |
| 細胞を培養する場所 | 他施設への委託ではなく、当院併設の細胞培養加工施設2施設(施設番号 FC3210045/FA3250001)で製造・調整しています。 細胞培養加工施設(CPC)/幹細胞の品質評価 |
| 第三者による審査 | 再生医療等安全性確保法に基づき、当院が設置する特定認定再生医療等委員会の審査を経て厚生労働省へ届出を行い、年1回の定期報告を公表しています。 北青山Dクリニック特定認定再生医療等委員会 |
| 治療の限界とリスク | 効果が得られない場合があること、起こりうる副作用、公的救済制度の対象外であることを、費用とあわせて明記しています。 治療のリスク/治療の費用 |
| 担当する医師 | 診察・投与を担当する医師と、細胞培養を担当するスタッフの体制を公開しています。 担当医師・スタッフ |
新たに追加するページ
| ページ | 内容 | 公開日 |
|---|---|---|
| 再生医療(幹細胞治療)とは | 治療の概要・流れ・費用・実績の全体像(親ページ) | 9月25日(改訂) |
| 7年間の治療実績データ | 投与経路別の実施回数、投与細胞数、有害事象の内訳 | 9月25日 |
| 幹細胞治療はどう効くのか | パラクライン作用と、よくある3つの誤解 | 9月26日 |
| 幹細胞セクレトーム(培養上清液)とは | 利点と限界、そして国の規制議論 | 9月28日 |
| 「幹細胞○億個を保証」は何を意味するのか | 継代回数と細胞の質の考え方 | 9月30日 |
| 再生医療クリニックの選び方 | 確かめてほしい6つの質問と、当院の答え | 10月1日 |
| 幹細胞の投与経路の違い | 点滴・局所・髄腔内・動脈カテーテルの使い分け | 10月2日 |
| 再生医療 よくある質問 | 診療の現場で多い質問への回答 | 10月3日 |
実績データの公開について
2019年4月から2025年12月までの当院レジストリの集計を、投与経路別の実施回数・投与細胞数・有害事象の内訳まで表で公開しています。この集計をまとめた論文は、国際学術誌 Stem Cell Research & Therapy(Springer Nature/BMC発行、査読制・オープンアクセス)で第三者の査読を受け、採択・受理されました。現在、早期公開版(Article in Press)が公開されています。対照群のない観察データであり、治療効果を証明するものではありません。
院長より
再生医療は、期待の大きさに比べて、わかっていないことがまだ多い治療です。できることと同じ重さで、できないことをお伝えすることが、この治療を扱う医療機関の責任だと考えています。今回公開する各ページには、治療の限界とリスクも併せて記載しました。ご相談の前に目を通していただければ幸いです。
ご相談・カウンセリングのご案内
再生医療の適応やリスクについては、診察のうえで個別にご説明しています。ご自身の状態でどこまで期待できるのか、何が期待できないのかを含めて、カウンセリングでお尋ねください。
更新履歴
- 2026年9月25日 初回公開(親ページ改訂/「7年間の治療実績データ」公開)
本記事の出典
- Abo Y. Real-world safety profile of repeated outpatient autologous adipose-derived mesenchymal stromal cell therapy: a single-center registry of 2,212 administrations with 553.5 person-years of follow-up. Stem Cell Res Ther. 2026(採択・早期公開版). doi:10.1186/s13287-026-05213-z
- 提供計画2,463件の出典:届出された再生医療等提供計画(治療)の一覧 第二種(厚生労働省 e-再生医療、2026年6月30日現在)
- 根拠法令:再生医療等の安全性の確保等に関する法律(e-Gov法令検索)
- 当院の定期報告:北青山Dクリニック特定認定再生医療等委員会 定期報告(厚生労働省 e-再生医療、委員会番号 NA8170004)
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