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がん遺伝子治療

がん遺伝子治療のCDC6 RNAi 治療を「尊厳を保つ治療」と表現するわけ

がんの治療においてまず初めに検討されるべき治療法は外科的アプローチです。手術により「がんを切除、取り除く」ことができればそれ以上に確実かつ根治的な治療法はありません。問題となるのは、外科的治療が選択できない患者さんへの治療方針をどうするかです。「がんを取り除く」手術が可能となるのは、がんが完全に切除できる範囲にとどまっている場合に限ります。がんが完全に切除できない範囲にまで広がってしまった場合は、他の治療法を選択せざるを得ません。

その場合、日本の国民皆保険制度の下で実施される標準治療では、化学療法が主として選択されることになります。化学療法で用いられる薬剤は分子標的薬などの開発が進み、副作用が軽減され、治療成績も改善してきました。

しかし、がんを完全に駆逐することはできていません。そして、相応の副作用が起きるだけでなく、治療を継続することにより毒性や耐性が発生し、結果として治療を中断せざるを得なくなることがほとんどです。そのため治療においては、根治ではなく、病状の進行を遅らせて延命することに重きが置かれています。また、科学的根拠(エビデンス)に基づいて、がんの症状・ステージに応じて選択される治療内容は画一的に決められています。

この際、患者さんと医師の間で大きな意識のずれが生じることがあります。あるレベルを超えてがんが進行している場合、医師の立場からすると「根治」ではなく「延命」が治療のゴールになりますが、患者さんはあくまでがんの「根治」を期待します。すなわち、治療の限界を知る医師は、どれだけ延命できたかで治療を評価しますが、患者さんは、がんと完全に決別し「死」への恐怖から解放されることを求めます。

医師は少しでも生存率が延長すれば、この治療は成功と判断する一方で、患者さんは化学療法の副作用による生活の質の低下に耐え抜いてまで延命するということを手放しでは受け入れられないのです。

この医師と患者との意識のずれが埋まらないまま化学療法が継続されると、「延命を前提とした治療による厳しい副作用に、根治を望む患者が耐え忍ぶ」と言う悲劇が生まれることになります。

確かに、新しい治療として様々な画期的な治療法が台頭してきたとはいえ、相応に進行したがんの完全な駆逐を約束する治療法は確立されていません。しかし、私たちは以下の理由で、がん遺伝子治療「CDC6 RNAi 治療」を「尊厳を保つがん治療」と表現しています。

1.激しい副作用がなく寛容性が高い

分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤、CAR-T細胞療法など今後期待されるがん治療薬には、多かれ少なかれ副作用があり、時に重篤な副作用をきたすリスクがあります。CDC6 RNAi 治療は重篤な副作用がなく(一過性の軽度な発熱、倦怠感などはある)、外来治療で可能です。治療を受けたことで生活や仕事などの日常に制限をきたすことはほとんどありません。

2.標準治療の適応がない状態でも治療が可能

手術適応がない進行がんに対する一般的な治療は化学療法であり、その手法は確立されています。ただし、治療のゴールは延命であり根治ではありません。そして、治療を継続することによって薬害の蓄積は避けられないのです。そのため、薬剤の投与プロトコール通り、1st line、2nd line、3rd line と決められたカテゴリの薬剤が使い切られた後は、BSC(Best Supportive Care)と呼ばれる「緩和ケア」に移行します。BSCは、末期がんの治療においては非常に大切ですが、要は「病気の進行を抑える治療は何もしない」ことを意味します。

本来、BSCは末期がん患者の尊厳を保つために築かれた概念ですが、実のところ、がん患者さんやその家族当事者にとっては受け入れられない「治療中止」でもあります。BSCと宣告された時に患者さんやご家族が受けるダメージは、医療従事者側が想像する以上に大きいでしょう。CDC6 RNAi 治療は、標準治療の適応がなくなったBSCの方に対しても提供が可能です。時に劇的な回復をすることもあり、完全にがんを駆逐できなくとも、がんと共存しつつ日常生活を送れる可能性もあります。

3.標準治療の補完治療としても機能する(がんの再発を抑える治療でもある)

CDC6 RNAi 治療は、手術、放射線治療、化学療法などの標準治療との相互干渉がない治療メカニズムなので、治療効果をより高めるために標準治療と併用することも可能です。化学療法を補完し得るだけでなく、治療中や治療後に再発が不安な患者さんには、予防医療として活用できます。

4.がん幹細胞の郭清ができる可能性があり、がんの掃討が期待できる

細胞分裂の開始に必要なライセンシングファクターを治療ターゲットにしていることから、がん細胞の無限増殖を根源的に止める可能性を秘めています。製剤を病変に運ぶベクターには全身のがんに製剤を届けることができるリコンビナントレンチウイルスを用い、全身のがん細胞を駆逐することを目指す治療設計にしました。

5.近未来の「がん医療」で主軸の医療技術となる可能性がある

今後、マイクロRNA検査、ブラッドバイオプシーなどが発展し、画像検査で捉えられないほど早期のレベルで、がん細胞の存在が発見できる時代になった際に、発見された目に見えないがん細胞の治療法として君臨し得る「究極的ながん早期治療」の主軸技術になる可能性もあると考えています。

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