北青山Dクリニックは、下肢静脈瘤/椎間板ヘルニアのレーザー治療、内視鏡検査、がん遺伝子治療などの医療を提供しています。

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がん遺伝子ドック

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がん遺伝子ドック

正常細胞の「ガン化」に関与する遺伝子の変異を調べ、画像診断では発見不可能な分子レベルの微細な「ガン細胞」を検出し、ガンの超早期発見を目的とします。また、目に見えない「ガンリスク」を顕在化し、「ガン予防」、「ガン再発防止」のための新たな指標を提供します。

検査方法の比較

ガン遺伝子検査の目的

超早期診断
射線による画像診断、内視鏡検査等では確認できない微細なガン細胞(5mm以下)でも、ガン細胞から血液中に遊離されるDNA、RNA等を解析し、分子、細胞レベルの"微細なガン"が検出される可能性があります。これにより、前ガン状態での超早期診断による早期発見、早期治療、治癒率向上を目指します。
予防管理
画像診断では確認できない"微細なガン細胞"の検出、遺伝子変異による"ガンリスク"の評価等を継続的に行い、個々人の体質、生活習慣にあった最適な予防管理についてアドバイスをします。 これにより、ガン予防の効果確認、発症抑制、早期発見を目指します。
参考資料:
E.Gormally,E.Caboux,et al. Circulating free DNA in plasma or serum as biomarker of carcinogenesis:Practical aspects and biological significance ScienceDirect Mutation Research 635(2007)105-117.
再発防止管理
ガン治療後の画像診断では追跡できない"微細なガン細胞"による"ガン再発リスク"を評価します。ガン治療後、定期的な遺伝子検査により、ガン関連遺伝子のメチル化、Mutation(突然変異)、RNA発現の状態を継続的に検査・追跡し、「ガン再発にむかって進行しているのか、改善されつつあるのか」を判断し、個々人の状態にあった再発防止指導に有用な情報を提供します。

安全性

検査に要するのは約20cc程度の採血のみなので、他の画像診断のような放射線被爆、強力な電磁波による人体への悪影響の心配はありません。

部位別“がん関連遺伝子"(主要なもの)

  検査コース
脳腫瘍・頭頸部ガン・甲状腺ガン・肺ガン・乳ガン・肝臓ガン・胃ガン・すい臓ガン・腎臓ガン・大腸ガン・直腸ガン・卵巣ガン・膀胱ガン・子宮ガン・前立腺ガン・皮膚ガン・白血病・悪性リンパ腫 ガンリスク
スクリーニング
リスク
評価精査
FreeDna
量&質
発現解析
変異解析
メチル化解析



フリーDNA
チェック
血中遊離フリーDNA量を算定。また、遊離ガン細胞由来かどうかのリスクをチェック。
発現解析 28個のガン関連遺伝子の発現状態を解析。
Cytokeratin-7
Cytokeratin-19
Cytokeratin-20
MAGE-A1
MAGE-A3&A6
MAGE-A4
MAGE-A12
Mucin-1
Mucin-6
Mucin-7
Mucin-16
NSE
AFP
PAS
PSMA
Her-2/Neu
HCCR
Tyhroglobulin
PTC1
NCOA4
BCR
HBV-X
CEACAM5
CGA
MGMT
BAGE
GAGE7
HnRNP
A2/B1
変異解析 8遺伝子の66個のコドンの変異(Mutation)を解析。
P53
K-RAS
H-RAS
N-RAS
BRAF
APC
BRCA1
EGF受容体
-
メチル化
解析
19のガン関連遺伝子のメチル化を解析。
P14
P15
P16
MLH1
E-Cadherin
H-Cadherin
APC
DAP-K
RASSF1A
RASSF1C
RAR-bara2
BRCA1
VHL
APAF1
RB1
CASP8
PTEN
TIMP3
hTERC
-
検査費用 ¥120,000(税別) ¥196,000(税別)

ガン遺伝子ドック解説・付記

【背景】

ガンの検診技術が上がり早期発見・早期診断が可能となってきましたが、未だに対処できないレベルとなってから(進行ガンのステージで)ようやく発見されるケースがあります。負担の少なくて、かつ、できるだけ早くガンを同定できる検査、ガン発生の予防に取り組める検査はないものか、その思いに答える検査法としてガン遺伝子検査が生まれました。

【前提】

ガン細胞は正常細胞が変異することにより発生します。 ガンの発生には「ガン遺伝子(ガン発現遺伝子)」と「ガン抑制遺伝子」二つのタイプの遺伝子が関与します。それぞれに何種類もの遺伝子があります。 ガン遺伝子は正常細胞がガン細胞化するのを進めるアクセルの役割をし、 ガン抑制遺伝子は正常細胞がガン細胞化するのを抑えるブレーキの役割をします。 ガン細胞が進展すると血液中の遊離DNA(free DNA)が増加することもわかっています。

【概要】

血液を検体として、血中のフリーDNA濃度、ガン抑制遺伝子の変異、ガン発現遺伝子の発生量を検出します。

【evidence】

400名の健常人と400名のガン患者さんをサンプルとして、血中のフリーDNA濃度、ガン抑制遺伝子の変異、ガン遺伝子の発生量・発生パターンを検査し、統計学的に、遺伝子検査により担ガン状態である確率を算出しました。

【遺伝子検査の限界】

各種画像検査で確認出来る前にガンの発生を検出したとして、どの部位に発生するガンなのかはまだ同定できません。 ガン診断に関わる他の検査と同様に疑陽性や疑陰性がゼロではありません。すなわち絶対的な検査ではありません。

【遺伝子検査の有用性】

血液で検査が行えるので検査の負担が非常に小さい。 ガンが体内にあることを極めて早期に確認できる可能性があります。 たとえガン細胞がまだ発生していなくても、ガン化の環境が体内に整っているか(ガン抑制遺伝子の変異+ガン発現遺伝子の増加)を確認できます。すなわちガン細胞が発生しやすい状態かどうかがわかります。

【遺伝子検査結果を受けて】

目に見えないレベルでガン細胞化が生じていることが疑われた場合や、ガンになりやすい遺伝子パターンになっていることがわかった場合に、ガン発生を抑止するライフスタイルの提案、高濃度ビタミンC療法、キレーション療法、サプリメンテーションなどの代替医療を勧めることになります。

【遺伝子検査への期待】

更なる知見が蓄積し、正確なガンの発生予測、ガンの発生部位の同定ができるようになること、それにより確実なガンの予防が行えるいうになることが期待できます。 また、検査技術が進化してローコストで検査が行えるようになることも期待されます。