日帰り手術 ディサージェリー

下肢静脈瘤

椎間板ヘルニアの最新レーザー治療 PLDDを、
脳神経外科による丁寧な施術で安心して受けていただけます。

当院では、従来のレーザーよりも有効性と安全性が高められた、『第3世代ダイオードレーザー』を導入し、脳神経外科専門医によるPLDD治療を行っております。

PLDDは、椎間板ヘルニアの、「日帰り手術」として注目を集めています。

椎間板ヘルニアは、その診断に至ってもすぐに手術が必要という病気ではありません。通常は、最初に保存的治療が選択され、安静、消炎鎮痛剤の内服・外用で経過を見ます。もし、保存的治療法によって十分な改善が見られない場合は、ブロック注射、温熱療法、牽引療法などが試みられ、この段階でかなり多くの方が改善をみます。

これらの治療法で改善が見られないときに、検討されるのが手術ですが、従来は、背中を大きく切開してヘルニア自体を摘出する「ラブ法」が行われていました。しかし、近年、内視鏡技術の進歩などにより、大きな切開を必要としない内視鏡下ヘルニア切除術が次第に増えつつあります。

そのような中で、皮膚の切開が必要なく、かつ日帰りで治療が可能である方法として、『PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)』が注目を浴びるようになっています。

PLDDとは

PLDD (Percutaneous LASAR Disk Decompression)とは、椎間板ヘルニアに対する最先端のレーザー治療であり、日本語の正式名称は、『経皮的レーザー椎間板減圧術』といいます。

PLDDの意味

PLDDの仕組みPLDDはX線透視下に背中から針を椎間板に刺し、針の中に細いレーザーファイバーを通して、突出した髄軸を蒸散、固定する治療法です。

ヘルニアを起こしている髄軸ではなく、線維輪内に収まっている髄軸にレーザーを照射、焼灼することによって線維輪内に空洞を形成し、椎間板内の圧が減少することによって後方に突出したヘルニアが引っ込み、圧迫が解除されるようになります。

簡単に言えば、『レーザーで椎間板内の圧力を軽減する』手術です。



レーザー治療(PLDD)と外科的手術の違い

椎間板ヘルニアの治療には、従来行われていた、外科的な手術 「LOVE法」「MED法」「PN法」等があります。これらは、椎間板より突出してしまった髄核部分を「切除して、摘出する」方法です。

一方、レーザー治療(PLDD)は、椎間板中央部寄りの突出していない髄核を、レーザー照射によって「蒸発」させる事で、椎間板内を陰圧にし、突出した髄核(ヘルニア)を椎間板内に引き戻すという治療法です。

PLDDの特徴

特に、初期ヘルニアには効果が大きい

このヘルニアレーザー治療(PLDD)は初期段階のヘルニア、所謂「内側からの圧力で圧し出されている段階」 の椎間板ヘルニアに対しては非常に効果的です。しかし、重度のヘルニアの場合は既に椎間板内部からの 圧力による突出(圧力が一定を超える度に飛び出す)ではなく椎間からはみ出てしまっている(常に飛び出している状態) 為に、内側の圧力を下げても余り効果が得られない可能性があります。

入院期間が長く(1〜2ヶ月)、合併症のリスクがある手術を受ける前に、診断的治療としてレーザー治療を受けるのも良いでしょう。

レーザーファイバーによるレーザー照射

レーザー治療(PLDD)では患部となる椎間板近くの背面に局部麻酔を使用、レーザーファイバーを内包した 「針」を注射し、対象となる椎間板にレーザーファイバーよりレーザーを照射、髄核を蒸発させます。 その間、わずか15分足らずという短時間での処置になります。

「腰椎」「頚椎」どちらにも処置可能

レーザー治療(PLDD)は「腰椎椎間板ヘルニア(腰)」と「頚椎椎間板ヘルニア(首)」のどちらでも 対応可能です。頚椎の方がやや手技が難しいと言えます。

始まりは1986年から

この椎間板ヘルニアのレーザー治療(PLDD)は古くは1986年、オーストリアの グラーツという医科大学において始められたと報告されています。そしてその効果が実証・評価 され、ヨーロッパ各国、そしてアメリカへと広がってきました。日本では90年代に上陸し、 民間の施設を中心にして、少しずつ実践例が増えてきました。 80年代はまだまだ設備等の研究が不十分だったようですが、90年代後半に入ってからは十分な 研究も進み、レーザー治療(PLDD)による椎間板ヘルニア治療は安定した効果を上げられるように なってきたようです。

今後の日本でも期待されるレーザー治療

昨今の日本ではぎっくり腰,椎間板ヘルニアなど、 急性の腰痛から慢性の腰痛まで腰痛で悩む人が増えてきています。 それも 高齢者のみならず、10代,20代の若い世代の人にも目立ちます。そのような状況下で、 特に椎間板ヘルニアで悩む人が増えてきています。そこで、注目を浴びているのがこの「体に負担がかからない」 「効果が実感できる」PLDD(レーザーによる椎間板ヘルニア治療)です。 残念ながら最新医療のために健康保険が適用されませんが、 その効果は多くの椎間板ヘルニア 治療にて実証されており、その実施例は現在も増え続けています。

拘束時間はわずか半日程度

PLDDによる椎間板ヘルニア治療はレーザー照射時間が15分程度、PLDD手術全体としても1時間程度で完了します。 その後の術後報告、リハビリ指導などを入れても半日はかかりません。その為、 アメリカなどではPLDDによる椎間板ヘルニア治療は「日帰り治療」 という呼び方もされており、多くの人が仕事の合間、休日などを使って 利用しているようです。

傷もなく、日帰りという利便性が好評

レーザー治療(PLDD)による 椎間板ヘルニアの治療は、最新医療ゆえに健康保険適用外で、その治療費に「高い」と感じる人が多いのは事実ですが、 多くの方が「(高いと思うが)効果には満足」といった意見を持っているのも特徴のひとつです。 おおむね、日本でレーザー治療(PLDD)による椎間板ヘルニア治療をされている医院では8割のお客様には 効果があり、1割のお客様には複数回のPLDDで効果があり、残りの1割の方には残念ながら 明確な効果が認められなかったと報告されています。

PLDDのメリット

  • 治療時間が短く、日帰りで治療が可能
  • 局所麻酔下で可能。体への負担が軽い
  • 治療に使うのは細い針のため出血が殆どない
  • 治療に使うのは細い針のため、筋肉を傷つけず、かつ傷跡が残らない。
  • 副作用が少ない

PLDDのデメリット

  • 確実性にかける。
  • ヘルニアの状態によっては適応とならない。
  • 保険外である。
  • 複数回の施術が必要となることがある。
  • 施術可能な施設が少ない。(関東圏は関西に比べると非常に少ない)

椎間板ヘルニアはなぜ起こるのですか? 

背骨の椎体と椎体の間でクッションの役割をしているのが椎間板です。これが過度な加重、慢性的な姿勢の異常、加齢などにより椎間板の外殻にあたる線維輪に亀裂が入り、その中に納まっている髄軸というゼラチン上の組織がその亀裂を通って外にはみ出てこようとします。これが後方に突出するようになると脊髄、脊髄神経根(運動・感覚の神経線維が脊髄に入る前に集まるところ)が圧迫され、しびれ、痛み、運動障害をきたすようになります。

PLDDは誰でも受ける事ができますか?

PLDDは、すべての椎間板ヘルニアの方に有効だとは言えません。
以下のような椎間板ヘルニアの症状を持つ方に、非常に有効だと考えられます。 

  • 中高度までのヘルニアの方
  • 坐骨神経痛が6週間以上持続している方
  • 一定期間の保存的治療が奏効しない方
  • 神経根症状(下肢のしびれ、痛み)がある方
  • 咳や姿勢によって痛みが生じる方
  • MRI所見が陽性の方

ヘルニアが大きすぎる方、経過の長いヘルニアの方、高度な脊柱管狭小症を伴う方は適応にならない場合がありますので、詳細は、当クリニックの専門医師にご相談ください。

PLDDは保険適用外です。

椎間板ヘルニアのレーザー治療(PLDD)は残念ながら健康保険の適用外 となっています。使用するレーザー機器も高額で、毎回使用するファイバーの費用も相当にかかります。その為、どうしても費用面では他の椎間板ヘルニア 治療に比べると高額にならざるを得ません。

レーザー治療(PLDD)による椎間板ヘルニア 治療は、自由診療であり、施設によって使用するレーザー、レーザーファイバーも異なるため、医療機関ごとに料金はまちまちです。症例数の多い医療機関での、腰椎椎間板ヘルニアに対するPLDDの平均治療費は50万円前後となります。

一般的な手術の場合は、1〜2ヶ月間入院を必要としますので、入院費も相応にかかり(差額ベットの場合は30〜60万円以上追加費用がかかる可能性あり)、加えて入院期間ににより失われる時間、働けない期間、リハビリにかかる労力などを考えると、PLDDのコストが理不尽に高額ではないという見方もできます。

費用は、「照射数」「箇所数」によって変動します。

標準的な治療の場合はレーザー照射が必要な箇所は1箇所ですが、時に複数箇所の照射が必要になることがあります。1回のPLDDで治療できる箇所は2箇所までです。2箇所レーザー照射した場合は、標準的な治療費に5万円ほど料金が加算されます。