症例に応じて3種類のレーザー機器を適用して、
安全で確実な日帰りでの下肢静脈瘤根治手術を提供しております。
下肢静脈瘤日帰り治療 Q&A
皆様からいただいたご質問の一部をご紹介します。
- 『レーザー治療というのは、おおまかに言うと、静脈瘤治療は表面の血管を閉じてなくしてしまうという治療だと理解していますが、レーザー治療によって、他の、正常血管に影響はないのでしょうか?』
- 静脈瘤となってしまった血管は、正常な働きをしていないばかりか、血液循環上障害血管でしかないので、それが存在することによって他の正常血管にいらない負担がかかっています。処理をしたために新たに静脈瘤が発生することはありますが、それは潜在的に隠れていた静脈瘤が出現してきたためであって、いずれ発生する静脈瘤ですので、追って治療を重ねていくことになります。
最近注目されているレーザー治療を適切に使用するためには、症状に応じたレーザー機器の選択が必要となります。例えば、ボコボコと盛り上がる伏在静脈瘤にはエンドレーザー、細かい静脈瘤にはマイドンレーザーもしくはスーパーフォトを使用するのが良いでしょう。レーザー治療について、きちんとした知識を持つ専門医にかかることをおすすめします。 - 『エンドレーザーとパルスヤグレーザーは、違うものですか?』
- エンドレーザーは治療法の呼び名で、パルスヤグレーザーはレーザー機器名です。すなわち、エンドレーザーとは「血管内に細いレーザーファイバーを挿入して血管を閉塞させる手技」のことをいい、パルスヤグレーザーは「その手技に用いられるレーザーの一つ」です。エンドレーザー法で用いられるレーザーは施設によって異なります。旧式のレーザーは出血、痛みの点で、最新のレーザーに比べて劣ります。最新の信頼できるレーザーは、パルスヤグレーザーの中でもロングパルスのものです。1320nmのロングパルスヤグレーザーが現在のレーザー機器の中では最も優れています。
下肢静脈瘤は徐々に進行していく疾患ですので、症状が気になる場合は治療を考えられる方が良いと思います。ただし、下肢静脈瘤の治療を質量共に十分提供している医療機関は少ないのが実情です。下肢静脈瘤に悩まれる患者さんの数は非常に多いのにも拘らず大学病院ですらあまり質の高い治療が提供されておりません。専門に対応する科は血管外科ですが、標榜されていない医療機関が殆どです。直接医療機関に問い合わせして確認するのが良いと思われます。 - 『下肢静脈瘤には、ストリッピング手術とエンドレーザー治療がありますが、どちらが優れているのでしょうか?』
- ストリッピング手術とエンドレーザー治療は、それぞれ、静脈瘤の種類に応じて適用すれば、どちらも同じように効果の高い治療法です。 ストリッピング手術は、“伏在型静脈瘤”に対して古くから行われているもので、現在はこのタイプの静脈瘤に対する根治的治療法として認識されています。具体的には、病的な血管を特殊な器具を用いて除去する手術法です。ストリッピング手術は、昔は1週間程度の入院が必要とされていました。しかし、静脈麻酔や局所麻酔を使用するなどといった麻酔法の工夫によって、10年ほど前から日帰り手術治療が行われはじめ、現在では日帰り手術を行う医療機関も増えてきています。 一方、エンドレーザー治療は、病的な血管の中に細いレーザーファイバーを挿入することにより、血管の内腔を閉塞させる治療法です。エンドレーザー治療は、“伏在型静脈瘤”、“側枝型静脈瘤”などに有効です。この方法は、ストリッピング手術と比べて、血管自体を除去しないために体へのダメージが少ない、傷口が目立たたない、回復が早い、などの特徴があります。 レーザー治療は下肢静脈瘤の最新の治療法で、健康保険が使えないため、現在は自費診療となります。治療の効果は、ストリッピング手術もレーザー治療も殆ど差はありませんが、費用・回復の速度・美容的見地から見ると、それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自分のニーズに応じて治療法を選択するのがよいでしょう。また、ストリッピング手術もエンドレーザー治療も、医療機関によって麻酔手法や治療内容に若干の違いがありますので、治療する医療機関をお選びになる際には、症例数、治療法、合併症の内容及び発生率、担当医などをご確認されることをお勧めいたします。
- 『下肢静脈瘤に悩んでいます。病院に相談しても、手術治療には1週間の入院が必要と言われました。1週間もの間、私の一身上の理由により会社を休むことはできず、上司に相談したところ、“今すぐ治療しなくても、命に係わるような状態じゃないんだろう”と言われ、なかなか治療に踏み込めません。それでも、症状は確実に進行しているような気がします。何かいい治療法は無いでしょうか?』
- 下肢静脈瘤は、直ちに生命を左右するような病態ではないことから、一般に良性疾患と言われています。しかしながら、治療せずに放置することで、足のだるさ、かゆみ、就眠中のこむら返り、血管痛などといった、多くの症状が確実に悪化し、快適な日常生活が徐々に侵されて行きます。 現在でも多くの病院で入院による治療が必要とされており、多忙な現代人にとっては、治療に伴う社会的負担が少なくないのが現状です。こうした病院側の理由により、下肢静脈瘤の治療を心から望んでいても、根治治療に踏み切れず、深刻に悩んでいる患者様は、実際には大変多く存在しています。それでは、はたして下肢静脈瘤の治療には、本当に一週間もの入院が必要なのでしょうか? 答えは“No”です。最新の治療技術をもってすれば、いかなる下肢静脈瘤であっても、通院での治療が可能なのです。つまり、一週間の入院どころか、下肢静脈瘤の治療には日帰りで十分です。下肢静脈瘤の代表的な根治手術である、ストリッピング手術は、現在、下肢静脈瘤の専門病院では日帰りで行われているのが現状です。しかも、近年、最も注目されている下肢静脈瘤の治療法にレーザー治療があります。ロングパルスYAGレーザーを使う治療法では、1)手術は1時間程度、2)術後すぐ帰宅できる、3)頻繁に通院する必要がない、4)治療後は速やかに日常生活に復帰できるなど、従来の治療と比べ、さらに患者様の身体的負担を抑えた根治療法が可能となっています。今回のご質問をいただいた患者様のように、毎日多忙な生活を送っており、治療に長い時間を割くことが難しい方には、最適な治療法と言えるでしょう。
- レーザー治療に用いられるレーザー機器の種類や方法には様々あると聞きましたが、どれを使えばいいのでしょうか?
- 下肢静脈瘤のレーザー治療法は10年ほど前から提供されてきましたが、用いられるレーザー機器の治療機械としての完成度が高くないために、施術後の出血や痛みなどの合併症が問題となっていました。こういった問題は、近年開発された、ロングパルスYAGエンドレーザーというレーザー治療機器が登場して、ようやく解決されてきたと言ってもいいでしょう。古いレーザー機器を使用するか、最新のレーザーを使用するかで、治療後の経過が大きく異なる可能性がありますので注意しましょう。 現在は、エンドレーザー、ロングパルスYAGレーザー、スーパーフォトといった、下肢静脈瘤に対して施術効果の高いレーザー機器も増え、これらを下肢静脈瘤の症状別に使い分けることができるようになっています。ご自分の症状に合ったレーザー効果を選ぶことが大切ですので、担当医師とよく相談しましょう。
- 下肢静脈瘤の治療法はもともと、入院治療でしかできなかったと聞きましたが、何故今は日帰り手術が可能なのですか?
- もともと、下肢静脈瘤の根治的な治療法は、ストリッピングと呼ばれる血管を抜去する手術方で、この手術を行う際の麻酔は、全身麻酔か下半身麻酔のみが適用されていました。この場合、手術後は原則として入院による経過観察が必要だったのです。 ところが、近年、静脈麻酔や局所麻酔を用いる方法によって、日帰りでのストリッピング手術が可能だということがわかってきました。日帰り手術は、術後在院時間が短く早いので、日常生活にすぐ復帰できるという利点があります。また、むしろこの方法の方が、血栓症といった重大な合併症が起こりにくくなることもわかってきたのです。但し、ストリッピング手術の場合は、その後の通院が可能であることが前提で行われることが多いようです。 さらに、最新の治療法でおなじみの『エンドレーザー治療』は、体へのダメージが少ないので、日帰りはおろか治療直後に歩いて帰ることもできます。この方法は、術後の経過観察の頻度も非常に少なくて済むことも大きな利点です。このように、施術方法の工夫によって、遠方の方でも日帰りで治療を受けることが可能になったのです。
- 日帰りのストリッピング術の場合、術後の痛みというのは何日ぐらい続くのでしょうか。
- 施術後の痛みは、個人差や施術範囲によって差異はありますが、一般的には1週間程度で日常生活への支障がなくなります。術後は、必要に応じて消炎鎮痛剤を使用すれば、つらい痛みによる生活への支障は最低限に抑えられます。
- ストリッピング手術は、血管を引き抜く施術法ということですが、素人からすると、患部に大きなダメージを受けるのではないかと心配です。普通の歩行ができなくなるなどの心配はないですか。
- ストリッピング術では、その施術方法のために、患部周辺の知覚神経や小細血管が多少のダメージを受けざるをえず、感覚障害や出血がしばらく発生することになります。しかし、運動神経のレベルには影響が及ばないため、歩行ができなくなるといった運動障害は殆ど起こりません。
- 静脈瘤が自然に治ることはないですか?
- まれに静脈瘤に血栓ができて血液の逆流が止まり血管が詰まってしまうことがあります。その後血栓が小さくなるにつれ静脈瘤が小さくなることがあります。ただし、ほとんどの静脈瘤では自然に治ることなく徐々に病状が進行していきます。
- 静脈瘤をそのままにしておくと命をおとすことがありますか?
- 絶対無いとはいえませんが、極めてまれです。大きい静脈瘤が破裂したり、静脈瘤の中にできた血栓が飛んで肺動脈を詰まらせると命をおとすことがあります。
- 内服薬で静脈瘤を治すことはできませんか?
- 残念ながらありません。痛みなどの症状を抑える薬を用いることはありますが、静脈瘤を根本的に治す薬はありません。
- 弾性ストッキングは有効ですか?
- 医療用の弾性ストッキングは、静脈瘤の進行を遅らせますが、静脈瘤を治すことはできません。治療後に補助療法(圧迫療法)としてしばらくの間はその使用が必要となります。
- 静脈瘤の手術で原因となる血管を取り除くと聞きましたが、その後血液はどこを流れるのですか?
- 心臓に戻る脚の血液の大部分は、深部静脈を流れます。静脈瘤は表在静脈の疾患ですから、それが取り除かれても血液の循環には全く支障を来しません。むしろ逆流が消失しますから局所の血液循環は改善されて、むくむ、足がつる、冷えるなどの血液のうったい症状が取り除かれます。
- 静脈瘤の手術で原因となる血管を取り除くと聞きましたが、その後血液はどこを流れるのですか?
- 心臓に戻る脚の血液の大部分は、深部静脈を流れます。静脈瘤は表在静脈の疾患ですから、それが取り除かれても血液の循環には全く支障を来しません。むしろ逆流が消失しますから局所の血液循環は改善されて、むくむ、足がつる、冷えるなどの血液のうったい症状が取り除かれます。
- 静脈瘤の手術で原因となる血管を取り除くと聞きましたが、その後血液はどこを流れるのですか?
- 心臓に戻る脚の血液の大部分は、深部静脈を流れます。静脈瘤は表在静脈の疾患ですから、それが取り除かれても血液の循環には全く支障を来しません。むしろ逆流が消失しますから局所の血液循環は改善されて、むくむ、足がつる、冷えるなどの血液のうったい症状が取り除かれます。
- 静脈瘤の手術後はすぐ歩けますか?
- 手術が終わって、麻酔がとけたらすぐ歩けます。翌日まで弾性包帯が足に巻かれますので歩きにくいですが、手術当日歩いて帰れます。
- 硬化療法、高位けっさつ、ストリッピングなど様々な治療があるとのことですが、全て入院不要ですか?
- 症状に応じて治療内容は異なりますが、どの治療法であっても日帰りで手術可能です。
- 静脈瘤の手術後の合併症を教えてください。
- 静脈瘤の手術は浅い層で行う手術ですが、血管を直接取り扱う手術ですのでやはり手術後の出血が最も問題になります。ただし、手術後、適切な圧迫のもとで数時間安静にしていれば重大な出血は起こりません。また、傷の感染などは一般的にどの手術でも発生するリスクを伴いますが適切な治療を行うことで問題なく解消されます。また、ストリッピングの後、取り除いた血管周囲の知覚異常が発生することがありますがこれも徐々に取り除かれます。すなわち静脈瘤の手術は重篤な後遺症を残すことなく安全に行われています。
- 静脈瘤の手術費用はいくらですか?
- 健康保険が適用されますので最も費用のかかるストリッピングを行っても自己負担額は7万円以内です。当然使用薬剤の量や健康保険の種類(国保・社保の違いなど)によって負担額は異なります。また、医療用の弾性ストッキングは予想以上に高価で一足1〜2万円かかります。ただし、これも医療控除を受けられます。
- 初診の日にすぐ手術を受けられますか?
- 安全に手術をおこなうために、手術前に血液検査や心電図などの諸検査が必要です。それは初診時に行うことができ、手術などの治療日はその後予約していただくことになります。













