症例に応じて3種類のレーザー機器を適用して、
安全で確実な日帰りでの下肢静脈瘤根治手術を提供しております。
下肢静脈瘤のタイプ
下肢静脈瘤とは、脚の静脈が、太く浮き出ている、もしくは瘤(こぶ)のように膨らんだ状態のことで、その部分の多くは曲がりくねっており、その太さはまちまちです。下肢静脈瘤には、以下のような種類があります。
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| 足の静脈の本幹やその分枝にできる、瘤(こぶ)のような状態になる静脈瘤です。下肢静脈瘤のなかでは、最も多いタイプです。 | 伏在静脈よりやや細かい静脈瘤です。伏在静脈より末端部分にできる静脈瘤です。 | 細い皮下静脈が網目状に広がっている静脈瘤です。直径が径2〜3mmほどです。 | 直径1mm以内の細かい静脈瘤です。青色や赤色の細かい静脈瘤が、皮膚の内側にクモの巣のような状態で広がって見えます。 |
下肢静脈瘤はどうして起こるの
足に流れる静脈は、血液を心臓へ運ぶ血管です。血液が足から上の心臓に向かって戻ることを、静脈還流といいますが、この静脈還流には、静脈の内側にある「逆流防止弁」が大きな役割を果たしています。静脈の中を流れる血液が、重力によって下へ引かれて逆流するのを、この「逆流防止弁」がくい止める役割をしているからです。血管の断面で見ると、「逆流防止弁」は八の字型をしており、心臓に向かう上方にのみ、血液が一方通行で流れるように働いているのです。
しかし、長い立ち仕事などで、血液の流れが鈍くなると、血液の逆流を防止する「逆流防止弁」に負担がかかり、弁が壊れてしまうのです。弁のなかでも壊れやすいのは、逆流圧が大きくなりがちな脚の付け根や膝の裏などです。弁が壊れて正常に働かなくなってしまうと、血液は逆流し、足の下のほうに血液が溜まります。その結果、静脈がふくらんで、瘤が作られるのです。
下肢静脈瘤が発生しやすい方の特徴は以下のとおりです。
主な症状
- 血管が浮き出て気持ちが悪い、スカートがはけないなどの外見上の問題があります。
- 静脈瘤は、うっ血による静脈圧の上昇によって発生し、このうっ血(血液がよどんでたまること)により、足がだるい・重い・疲れる・ほてる、といった症状があらわれます。
- 血液のうったいが進み、だるさ・重さがさらに進むと痛みとして感じられることがあります。
- 血液循環が悪くなるために、歩行時もしくは就寝中に、こむら返り(足がつる)を起こすことがあります。
- 足の静脈圧が高くなるため、血管内から水分が外へ染み出ることにより、足がむくみます。
- 足がかゆくなることがあります。
- 皮膚や皮下組織の栄養障害が進むために、皮下組織が繊維性変化を起こして硬くなり、皮膚炎や湿疹ができることがあります。足首の周囲や静脈瘤の周囲に起こりやすくなります。
- 静脈瘤になると、皮膚が弱くなり、静脈が拡張していることから、皮膚、皮下に出血が起こりやすくなります。これによって、皮膚に色素沈着が起こったり、少ない刺激でも、潰瘍ができたりします。できてしまった潰瘍は、皮膚の血液循環が悪くなっているために治りにくく、放置すると徐々に増大していきます。
下肢静脈瘤の治療法
北青山Dクリニックでは、それぞれの症状に適した様々な治療法に対応しております。
径の細いレーザーファイバーを血管の内腔に挿入して静脈瘤を閉塞させたり、多様な波長の光を静脈瘤のある部分に照射したりすることで、肌を傷めずに異常血管のみを消失させるという、下肢静脈瘤の新しい治療方法です。
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静脈瘤を起こしている血管の中に硬化剤を注射して、血管の内側の壁をくっつけたり、血管の内側を血栓で詰めてしまう方法です。固まった血管は、次第に萎縮して消えてゆきます。硬化療法は、手術のように傷を残すことがない、また体への負担が少ないことがメリットとして上げられます。しかし、大きな静脈瘤にはあまり有効ではなく、また再発する可能性が大きいといったデメリットもあります。また、注射をした場所にしこりや痛み、色素沈着が起こる可能性が多いので、熟練と技術を要する専門医にかかる必要があります。
静脈瘤は、脚の付け根の静脈の弁が壊れているために、血液が逆流することが主な原因で起こります。高位結紮術(こういけっさつじゅつ)とは、皮膚を小さく切りそこから、静脈を縛ることにより、血液の逆流を止めてしまう治療法です。高位結紮術は、局所麻酔のみで行うことができるので、日帰り治療が可能です。静脈瘤の種類によっては、同時に硬化療法を行うこともあります。
弁の壊れた静脈を引き抜いてしまう手術法です。足の付け根と足首の2箇所から、悪くなった血管の中にある静脈瘤を、手術用ワイヤーを使って取り去る方法です。多くの医療機関で、全身麻酔や下半身麻酔を利用した1~2週間の入院手術で行われている治療法です。しかし、静脈麻酔と局所麻酔を適切に使うことによって、日帰り手術が可能となりました。麻酔は効果持続時間が長いので、手術後も痛みはあまりないので、日常生活に差し支えはあまりありません。最近ではこの治療を日帰りで行う医療機関も増えてきました。
静脈瘤を、外から圧迫することで、下肢がうっ血することを防ぐものです。最近、医療用弾性ストッキングはデザインや機能がいろいろと改良され、サイズや仕様にバリエーションが増えてきています。医療施設で取り扱うものが効果的でしょう。しかし、医療用弾性ストッキングの目的は、あくまで、静脈瘤の進行の防止および現状維持、または治療後の補助療法としての使用であり、下肢静脈瘤そのものを治せるものではありません。




















